規文堂カタログ2020
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和本の修復前(左)と裏打ちによる修復後(右)新聞を相剥ぎし、中打ちを施します。ほぼ全ての製品について、寸法や色の変更(特注)が可能です。資料の修復は形態構造、或いは劣化状態や保存形態に応じた方法を用いることが大切です。お気軽にご相談ください。劣化(虫損、欠損、黴)した本紙を裏側から料紙で糊付けする方法です。和本の修復に多く用いられるが額装や軸装に仕上げる場合、必須の処理です。粘蝶装や列葉装、また紙背文書など両面書きの本紙の表裏を剥離(相剥ぎ)し、内面に料紙を糊付けする方法です。剥離した表裏に漉き繕いを施すこともできます。虫損部分に、本紙と同様の繊維を漉いて埋める方法です。欠損部分にのみ漉き込む為、本紙の厚みが変化せず、風合いがもとのままの状態をとどめることができます。保存方法■紙資料における修復の方法裏打ち中打ち漉き繕151

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